須賀川で美肌の湯 ②お食事

福島県の須賀川にある「おとぎの宿　米屋」。

館内に飾られた、可愛い雑貨たち。

前の記事でも、述べたように、ここの宿のメインテーマは、「おとぎの国」。

旅館の周辺は、これといった観光地もありません。

物語の世界に迷いこんだ気分で、ただのんびり良質な温泉や料理を楽しみ、

日ごろの疲れを癒したい宿です。

静寂の夜は、美しい星空、朝は、澄んだウグイスの声が目覚まし代わりに。

 

 

客室のテーブルの菓子皿はかぐや姫。

菓子は、宿オリジナルのクッキー。

 

さて、おまちかね米屋自慢のお夕食。

すてきな空間の食事処で頂きました。

 

夕食の献立のテーマは「花さかじいさん」。

こちらの前菜プレートの題名は「ポチのいる庭」。

愛犬ポチは、ホワイトソースとゆり根と松の実などで作られています。

 

「ここ掘れワンワン」。

奥のかつら剥き大根の内側に、雲丹や鮃のお造りが隠れてます。

 

ストーリー性を持たせた、趣向を凝らしたお料理の数々。

 

メーンのお料理。

温泉水を使った蒸し料理。2種類のタレで頂きます。

ほどよくサシの入ったうねめ牛の下に、春野菜が敷き詰められています。

 

新鮮な旬の野菜をふんだんに使い、盛り付けも美しく、優しい味付け。

まさに美容と健康にこだわった女性好みのメニューです。

野菜大好きの友人が絶賛したのが、よくわかりました。

 

食後には、夜食用のシソ巻きのおにぎりが用意されていました。

深夜、ダンナさんに全部食べられてしまいました。

 

お食事、美味しく頂きましたが、やはり野菜の分量がやや多すぎな感が否めません。

主人は、どちらかといえば、野菜嫌い。頑張っていたけど、早い段階でKO気味。

この季節、ニンジンは旬なのでしょうか？ニンジンの登場回数がやたら多かった。

enpokoは、野菜嫌いではないのですが、ニンジンがどうも苦手。

今回のお料理には、生のミニのニンジン、ニンジンのスープ、

蒸し料理にニンジンのスライスがみっちりと。

翌日の朝食時には、「身体に良いので、まず最初に、これを召し上がって下さい」と、

ニンジンとリンゴの搾りたてジュースに、ニンジンのドレッシング付きのサラダが登場しました。

・・・もうすっかり馬になった気分でした。（過去に牝馬ヅラと言われた経験アリ）

普段から野菜を沢山食べるお義母さんも、「なんだ？ずいぶんと野菜いっぺ～だな」。

でもみずみずしくて美味しい野菜なので、野菜が好きな方、本当にオススメです。

逆に野菜嫌い、または肉食系のかたにはあまりオススメできません。

 

おとぎの宿　米屋　　http://www.e-yoneya.com/index.html

コメント 14

私が行った数年前より、料理が凝ってる！
ポチとかいなかったよ(^_^)

少しずつたくさんの種類が食べれて、お皿がすごくキレイだったのを覚えてる。

私は写真のようなお料理を日本酒と頂くのが一番好きなのよ。

また行きたくなったわ。
でも、福島競馬場からだいぶ遠いんだよね～。
旦那に却下されそうだなぁ～。
by nammy (2012-05-09 22:58) 

アイデアが楽しいですね。
しそ巻きおにぎり食べられちゃって残念でしたね。
私も食べてみたいです。＾＾
by sako (2012-05-09 23:07) 

nammyさんへ

季節によって、献立を変えてるみたいだよ。
今は春だから、花さかじいさんみたい。

会席には、やっぱ日本酒ちびちびがいいよね。
でも、わたぴ日本酒だとベロンベロンになるから
ビールのあとは、焼酎の水割りで・・・。＾＾；
でも、ワインセラーとかもあったし、
ワインもそれなりに揃えているみたいだよ。

部屋数も増えたみたいだから、福島に行く
機会があったら、再訪をオススメする。
by enpoko (2012-05-09 23:09) 

sakoさんへ

そうなんですよね。いつの間にか食べられちゃって残念でした。
食後、つい寝入ってしまった自分がいけないんですけど。
お料理は、野菜が多めの献立だったせいか
満腹でも、あまり胃もたれに苦しむこともなかったです。
お夜食が欲しくなるわけですね。
客室の冷蔵庫には、きゅうりのおしんこも入っていたようです。
by enpoko (2012-05-10 00:17) 

お早うございます。
小物があちらこちらに可愛く置いてありますね。
ひよこの人形も可愛いです(^^)
by ma2ma2 (2012-05-10 09:16) 

いやぁ、マジ、メルヘンの
世界ですね〜。

by ぷーちゃん (2012-05-10 20:46) 

何が悲しくて野菜なんか？
昔はそう思ってましたけどねえ。今じゃ野菜が大好き！
変われば変わるモンです。。

＞夜食用のシソ巻きのおにぎり

どれかひとつだけ恵んでやる(誰が言うんだよ、そんなこと。笑)
・・・って言われたら、ぼくはこれですね。
enpokoさんの撮り方も上手いよね～♪
by song4u (2012-05-10 21:56) 

ma2ma2さんへ

コメント遅くなりました。すみません。

けっしてお安い宿ではありませんが、
色々と細かな心遣いが随所に感じられました。

館内の演出といい、昔話にちなんだ献立作りといい、
まさに女性好みの温泉旅館です。
by enpoko (2012-05-11 12:14) 

ぷーちゃんへ

そう、めるへんだな。
女子は、そういう演出にめっぽうヨワいんだよね。
お料理は、前菜からデザートまできちんとストーリーに
沿ったお料理で、目でもすごく楽しめたよ。
by enpoko (2012-05-11 12:17) 

song4uさんへ

おにぎりおいしそうでしょ？
ほんと、一番気合入れてパチリとしましたよ。

日本人にとって、おにぎりの存在って特別です。
食後の満腹状態で、「こんなんご用意してます」
って見せられても、夜食にそれを食べている自分を
つい想像してしまいました。でも食べられちゃったけど・・・。
by enpoko (2012-05-11 12:27) 

わゎ～お料理もメルヘンチックな世界なんですね。
ポチ・・・食べにくいなぁ＾＾
料理長が考案しているのでしょうか？
テーマとか題名がひとつひとつついてるの～？
by みにとまと (2012-05-11 20:46) 

みにとまとさんへ

献立は、誰が決めてるんでしょうね？
やはり料理長とおかみとかが相談して作っていくのかな？？

お料理ひとつひとつに題名がついてます。
花さかじいさんのお話にそって起承転結的に
題名がついてましたよ。
by enpoko (2012-05-12 13:52) 

かわいいぃ☆癒されるね♪

by ポピイ (2012-05-12 19:33) 

ポピイさんへ

ポピイさんも、きっと気に入るはず。
by enpoko (2012-05-13 02:04)